講義内容報告書を書くこと

夏期講習も終わってほっと一息つきたいところですが、2学期最初の定期テストが目前に迫っています。

アンフィニに来ている生徒を見る限りでは、上手く夏休み気分から切り替えれたかな?と思っています。さて、詳しいテスト対策については前回のブログで紹介しましたが、今回は講義内容報告書について。

講義内容報告書ってなんだ?

講義内容報告書とは、その名の通り、講義で扱った内容や指導した単元、生徒の様子について保護者の皆様に報告する書類のことです。

生徒一人につき一枚、定期的に配布しています。

これがその写真↓

学習塾アンフィニの講義内容報告書

以前は定期的に個人面談を実施していたのですが、お仕事の関係上なかなか足を運べない方や、スケジュール調整が難しいな実施が困難な場合も少なくありませんでした。

しかし、塾とご家庭が二人三脚で目標達成するというのがアンフィニのモットー。

何とか保護者様に生徒たちの塾での様子を伝えたり、保護者様が気軽に塾に連絡や要望が言えるツールを用意したいと思い始めたのが、この講義内容報告書です。


報告書を配布して届いた保護者様からの反響

講義内容報告書を配布してすぐ、保護者様から反響が得られました。

保護者様からの意見

「塾での様子を聞きたいと思っていたので助かります」

「家庭学習量が少ないようなので宿題を増やしてくれませんか?」

「学力テストが不安です」

などなど、本当にさまざまなご意見やご要望が保護者様の記入欄に寄せられました。


直接塾に電話したり、訪問したりするよりも気軽にやりとりできるため、今までよりも一層、塾とご家庭が近くなったようで、大変うれしく思っています。

ご意見やご要望をいただいた場合は、塾からお電話したり、お便りを書いたり、直接面談させていただいたりと、保護者様が都合の良い方法でコミュニケーションを取っています。

 

報告書を書いていて良かったと思うこと

講義内容報告書を書いていて良かったと思うことは、保護者様とのコミュニケーションが活発になっただけではありません。

「報告書を渡したらお母さんに褒められたよ!」

と、生徒から聞くこともあります。

なかなか生徒の頑張りを言葉で伝える機会がなかったのですが、この報告書を通して

「講義中も一生懸命取り組んでいます」

「集中してノートをとっています」

「計算が速くなりました」

など、生徒の頑張りを伝えることができるようになりました。

嬉しそうな生徒の顔を見てると、これをはじめて良かったな~とつくづく思います。


塾長と講師の意見交換の機会

報告書に書く内容は、講義を振り返りながら講師と相談して決めています。

講義内容についてはいつも状況を共有しているのですが、改めて振り返ることで今後の課題を見つけることもあります。

ときには、今後の方針について何時間も話し合うこともあり、そうすると報告書が一向に進みません(-_-;)

しかし、これもまたより良い講義をする上で大切な準備の一つです。

この報告書は、生徒一人一人についてじっくり話す機会を持つ良い機会になっています。


想像以上の重労働

このように、メリットだらけの講義内容報告書ですが、唯一の欠点(?)があります。

それが、想像以上の重労働だということ。

まとめて数人分書くときは手がちぎれるかと思います(笑)

両方の手が利き手だったらいいのですが、そうもいきません。

生徒全員分の報告書を書こうと思ったら、さまざまな業務の合間を使っても短くて10日以上かかっています。

報告書を渡すまでに状況が変わった場合は書き直しもしますから、まとまった時間がないとなかなか書けません。

そのため、高校生は大きなテストが終わった後など2~3か月に一回、中学生は1~2か月に一回くらいのペースになってしまっています。

本当は全員に毎月渡したいと考えているのですが、夏期講習などもあるとなかなか理想通りにはいきません。時間の使い方を工夫して、もっとコンスタントに配布できるようにすることが今後の課題です。

※ブログももっと定期的に更新できるように頑張りますm(__)m