
北海道医療センター附属札幌看護学校(以下、医療センター)は、道内の看護受験生から絶大な人気を誇る正看専門学校です。
卒業生の何と約90%(※2024年度データ)が国立病院機構の病院や道内の官公立病院へ就職することから、「将来は大きな総合病院で働きたい」「充実した環境で学びたい」と志望する受験生が多いのが特徴です。
一方で、ネットや周囲の声からは「難しい」「倍率が高い」「落ちた」といった不安な言葉も聞こえてきます。
そんな周囲の意見を聞いて、「自分にはハードルが高いかもしれない……」と諦めかけていませんか?
しかし、医療センターの入試は、表面上の偏差値や倍率だけで諦める必要は一切ありません。なぜなら、ここには「上位層がハマる不合格の罠」と、「対策次第で下位からでもひっくり返せる逆転の法則」が存在するからです。
今回は、実際の受験生の例をもとに、以下のポイントを徹底解説します。
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「偏差値」「倍率」「合格ライン」から見た入試実態
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受験生が陥りやすい罠と不合格者の共通点
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確実に合格を勝ち取るための具体的な戦略
医療センターを目指す方は、ぜひ最後まで参考にしてください!
1.【難易度】
データで見る医療センターの立ち位置と高い壁
まずは、医療センターがどれほどの難易度なのか、客観的なデータからその立ち位置を確認しておきましょう。
①偏差値:道内トップ3の一角
医療センターの偏差値は、北海道・東北ブロックの正看護専門学校の中でも確実に5本の指に入ります。
北海道内においては、「小樽高看(小樽市立高等看護学院)」「旭川高看(北海道立旭川高等看護学院)」と並び、上位3校に位置付けられるトップクラスの難関校です。
もちろん、正看専門学校は学校ごとに受験科目や出題傾向が異なるため、偏差値の数字だけで単純に「簡単・難しい」を判断することはできません。
しかし、札幌市内というアクセスのしやすさや利便性も相まって、市内のみならず北海道内全域から優秀な受験生が集まる「レベルの高い上位校」であることは間違いありません。

②倍率:非公表だが「高倍率」は確実
多くの看護学校がそうであるように、医療センターも詳細な実質倍率は公表していません。
しかし、知名度、立地、看護師国家資格(正式名称:看護師免許)の合格率、就職実績のどれをとっても魅力的です。
受験生には抜群の人気校であるため、常に高い倍率のなかでの激戦になることは覚悟しておく必要があります。
③合格ライン:目安は「正答率8割前後」
倍率と同様に、合格者平均点や合格者最低点のような合格ラインを割り出せる情報の公開はありません。また、当日の出題難易度や、その年の受験者のレベルによってかなり変動があるのが通常です。
ただ、これまで医療センターに合格した受講生の学力や公表されている過去問の難易度から想定される実質的な合格ラインは、およそ「正答率8割前後」であると考えられます。
入試問題の難易度は易しめと言っても、ケアレスミスでの失点などは許されないハイレベルな高得点勝負を想定しておくのが安全です。
2.【定員の罠】
一般入試定員は募集人数の50%!実質「40名の狭き門」
医療センターの募集定員は全体で80名。これは看護専門学校の中では比較的大きな規模です。
しかし、この「80名」という数字をそのまま鵜呑みにしてはいけません。ここには大きな罠があります。
実は、定員の半数にあたる40名は、「指定校推薦・地域指定校推薦・公募推薦」によって先に決まってしまうのです。
つまり、12月に実施される「一般入試」の枠は、実質的に残りの40名のみ。
募集定員全体の50%しか一般入試からは合格できません。定員80名という見た目のイメージ以上に、一般入試は非常に狭き門となっているのが現実です。

3.【攻略法】
チャンスを2回に増やす!「公募推薦」のススメ
一般入試の枠が狭いからこそ、もしあなたが現役生、あるいは条件を満たす受験生であれば、10月の「推薦入試」を使わない手はありません。なかでも、条件が広く公開されている「公募推薦」は大きなチャンスです。
公募推薦の出願条件は、評定平均「3.5以上」。
「絶対に医療センターに行きたい!」と考えている人で、この評定をクリアしているなら、迷わず挑戦することをお勧めします。
以下に、公募推薦をお勧めする3つのメリットをご紹介します。
推薦入試を活用すべき3つのメリット
1. 対策が立てやすい
試験科目は「面接」と「小論文」です。
これらは正しい指導のもとで練習を積めば、十分に合格圏内へ届きます。
当塾のカリキュラムでは、2ヵ月程度の時間をいただければ「合格ラインに届く小論文の書き方」を一通り学習可能です。(詳しくは作文・小論文対策コースの詳細をご覧ください。)
2. チャンスが単純に1回増える
万が一、推薦入試で不合格になってしまった場合でも、12月の一般入試で「再受験」することが可能です。
医療センターの一般入試は1年に1回のみですが、公募推薦と合わせて2回受験できるとなると、精神的なアドバンテージもかなり大きくなります。
3. 一般入試対策との並行がしやすい
医療センターの一般入試(学科試験)は、問題の難易度自体は高くないという特徴があります。
そのため、推薦対策と一般入試対策を無理なく両立させることができます。
また、一般入試でも「面接」が実施されるので、公募推薦での面接対策を活かすことも可能。
一般入試の面接時に、「公募推薦も受験していて、絶対に医療センターに入りたい」とアピールすれば、加点も期待できるかもしれません。

4.【実例から分析】
なぜ落ちた?「小樽高看」との併願で見える不合格の共通点
ここからは、最も重要な不合格になってしまう理由、特に「なぜ、学力があるのに落ちてしまう人がいるのか」という実例に迫ります。
同じ道内トップレベルである「小樽高看」と「医療センター」は、難易度やエリアの近さから併願する受験生が非常に多いです。
小樽を例にすると、市内の進学校(潮陵高校や桜陽高校など)の生徒が、小樽高看を第一志望にして、医療センターを併願校にするケースが定番となっています。
試験問題そのものの難易度を比較すると、「小樽高看(難問が多い) > 医療センター(標準問題が多い)」となります。
普通に考えれば、より難しい小樽高看に受かる学力がある人は、医療センターにも合格しそうなものです。
しかし実際には、「小樽高看には合格したのに、医療センターには落ちた」という合否逆転現象がしばしば起こります。
これは一体、どういうことなのでしょうか?
医療センターに落ちてしまった人の傾向を分析すると、次の2つの共通点(落とし穴)が浮かび上がってきます。
共通点①
高得点勝負ゆえの「ケアレスミスによる失点」
医療センターの一般入試(学科試験)は、国語・数学Ⅰ・英語の3科目。
全ての問題が選択問題で、ひねった難問が少ない代わりに、受験生の多くが「解ける」基本~標準的な問題が並びます。
つまり、「誰もが解ける問題を、いかにミスなく確実に仕留めるか」の勝負になります。
難問が解ける実力があっても、「このくらい大丈夫」と高を括ったり、小樽高看の試験対策(難問あり・すべて記述式)に時間を割きすぎると、医療センターの対策不足になりかねません。
結果として、ケアレスミスで1点、2点と失点を重ね、合格ラインの8割を切り、一気に不合格へと突き落とされてしまいます。
共通点②
数学の独特な「選択問題」への適応不足
国語と英語は一般的なマークシート方式と変わりませんが、医療センターの数学は非常に独特な形式を採用しています。
それは、空所に数字を埋めていくタイプではなく、「あらかじめ用意された解答例(選択肢)の中から、自分の導き出した正解を選ぶ」という形式です。
学力があるのに数学で伸び悩む人は、以下のような罠にハマっています。
- 計算ミスをした場合の「間違った数値」が、あえて選択肢の中に絶妙に用意されており、ミスに気づかず選んでしまう。
- 自分の出した答えの「式」をもう一歩変形しないと、用意されている選択肢の形と一致しないため、「選択肢の中に答えがない⁉」と焦って時間をロスしてしまう。
どれだけ高い数学の力を持っていても、この「医療センター独特のマーク形式」に慣れておかなければ、本番で実力を発揮できずに失点してしまうのです。
【現役・社会人対応】医療センター・小樽高看の逆転合格カリキュラム
当塾では、医療センターや小樽高看など、道内トップクラスの正看専門学校を目指す受験生を対象とした専門対策を行っています。
独特なマーク形式への適応や、高得点勝負を制する「ミスゼロの力」を個別指導で徹底養成。開講以来、多くの先輩たちがここから大逆転合格を掴み取っています。
5.【逆転合格の方法】
医療センターは「難しい」を突破する極限の入試対策

ここまでの話を聞くと「やっぱり合格は厳しいのでは……」と感じるかもしれません。
しかし、逆を言えば、「出題される問題の難易度や内容に合わせた正しい対策さえすれば、大逆転ができる学校」でもあるのです。
ここで、実際の受講生の事例をご紹介します。
札幌エリアの看護専門学校の中で、比較的「入りやすい(難易度が低め)」と言われている北海道看護専門学校に、不合格になってしまった受講生がいました。
しかし、その受講生は対策を徹底的に医療センターに絞り込んだ結果、なんと格上であるはずの医療センターに見事合格を果たしたのです。

まさに「対策次第」で判定をひっくり返せる証明です。
医療センターの「難しい」を突破するために、今すぐ取り組むべき3つの極限戦略をお伝えします。
戦略①
応用・発展問題は一切無視する
医療センターの合格に、難しい参考書や応用問題の知識は必要ありません。
思い切って対策内容を医療センターの問題水準(教科書・基本レベル)に合わせ、発展問題の勉強は一切捨ててください。
また、学校によっては教科書や副教材に含まれている問題の中にも、「医療センターでは出ない」問題が多くあるので、取捨選択が大切です。
一例をあげるなら、多くの高校生が苦手とする数学の「証明問題」は選択式で出題しにくいため、医療センターでは見かけません。
学習内容を極限まで効率化することで、限られた時間でも合格力を一気に引き上げることができます。
戦略②
教科書レベルを「一問のミスもなく解く」訓練
合否を分けるのは、難問が解けるかどうかではなく、「基本問題で1点も落とさないこと」です。
日頃の勉強から、なんとなく解いて終わりにせず、計算のプロセスを見直す癖をつけ、ケアレスミスを極限までゼロに近づける訓練を徹底しましょう。
特に数学は、過去問を使い「選択肢の選ばされ方」の癖を身体に染み込ませてください。
さらに言えば、ミスをしないだけでなく、「ミスを見つける(見直しの精度を上げる)訓練」もしたいところです。
入試は緊張状態の中で解答していかなければならないため、どうしてもミスが起こります。
日々の勉強の中で、自分のミスの内容と原因をメモし「間違え方の傾向」を把握しておくと良いでしょう。
当日は、この傾向にそって確認作業をしていけば、ケアレスミスを効率よく見つけて修正することも可能です。

戦略③
過去問を活用して試験当日の戦略を立てておく
医療センターの出題は、各科目ともに出題の順序は固定化されています。
これを事前に把握しておけば、以下のような当日のタイムスケジュール戦略を立てることが可能です。
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「数学の第問〇は苦手な単元だから後回しにする」
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「英語の長文は〇分必要だから、第〇問は〇分以内に突破する」
解答順序を変えることは、当日のマークミスを防ぐためにできるだけ避けたいところですが、それでも解く順の入れ替えによってメリットが大きい場合もあります。
実際、試験時間内に解き終わらなかった人が、順番を入れ替えただけで時間内に全問解答できるようになったケースもあります。
リスクとメリットを天秤にかけて、より得点率の高くなる方を事前に判断し、慣れておくことが重要です。
この3つの戦略を徹底すれば、自分より現時点での学力が上の受験生を追い抜くことはもちろん、勉強にブランクがある社会人の方であっても、最短ルートで合格を勝ち取ることが十分に可能です。
結び.【倍率に惑わされない】
正しい対策で医療センターの逆転合格を掴み取ろう!
北海道医療センター附属札幌看護学校(医療センター)は、確かに道内トップクラスの上位校であり、一般入試の枠も狭い「難しい学校」です。
しかし、その難しさの本質は、「解けないような難問が出るから」ではありません。
「基本問題でのミスが許されない高得点勝負だから」です。
敵の正体が分かれば、恐れる必要は一切ありません。
評定を満たしているなら「公募推薦入試」でチャンスを2回に増やし、一般入試に向けては「徹底的な基礎の完成」と「ケアレスミス撲滅」に全力を注ぐ。
この実利的なアプローチこそが、倍率や偏差値の壁を突破し、合格を掴む最大の鍵となります。
正しい対策を信じて、憧れの医療センターへの合格を掴み取りましょう!
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