冬期講習も終盤。受験にフライングはない!

こんにちは。

ようやく冬期講習も終盤を迎え、生徒も私共も最後のラストスパートです。

皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?独学で頑張っている生徒さんや塾の講習だけで手一杯だという生徒さんも居たり、状況は様々だと思いますが、充実した冬休みを送れているでしょうか? 

くれぐれも、『冬休み中は勉強はイマイチだった』ということがないように、残り少なくなった冬休みを大切にお過ごし下さい。

今回の当塾の冬期講習では、私が担当している高校部だけでなく、小中学部もかなり活気があり、生徒達はよく頑張れていると思います。日頃のブログでは、どうしても高校部について多く語ってしまいますので、今日はアンフィニ小・中学部生の冬期講習中の近況についてお話したいと思います。特に、その中でも、今後が楽しみな小学6年生と中学1年生を紹介させていただきます。

 

小学6年生は、講義に対する姿勢、集中力、理解力いずれも高く、このまま順調に行ってくれれば、中学校入学時から素晴らしいスタートが切れると思います。学力も高く、小学生のうちに身につけておくべき基礎は十分に身についています。あとは、どのタイミングで中学生の単元を先取して講義に入れていくべきかで頭を悩ませています。いずれにせよ贅沢な悩みですね(笑)。今から中学生一発目の定期テストが非常に楽しみです。

 

中学1年生は、特に活気がある学年で、オンとオフの切り替えもできているように感じます。ただし、良くも悪くも簡単に染まってしまうのが1年生です。今から生徒達自身が危機感を感じ、かつ、向上心を持って努力できるように指導していかなければならないと考えています。彼らには、当たり前のこと(意欲的に講義に臨み、講義で行った復習をしっかり行うこと)ができるようになって欲しいと思いますし、彼らならそれができると思います。先ずは、冬期講習後の本科の講義では、2月末~3月上旬に行われる学年最後の定期テストに照準を絞った講義を行って参ります。1年生最後の定期テストを良い形で終え、2年生からスタートダッシュをかけるための弾みにしたいと考えています。

 

以上が当塾の小6、中1生の近況です。

彼らにはこれからまだ教えるべきことがたくさんあります。それは、必ずしも勉強だけではありません。裁量問題導入後、北海道の公立入試の問題は年々難化傾向にあります。難しい問題を落ち着いて解くためには、理解力、応用力等の学力は勿論ですが、集中力、忍耐力等の精神力も必要です。彼らには、勉強を通して様々な経験を積み、精神的にも大きく成長して欲しいと考えております。

北海道の公立入試はもはや『一昔前の定期テストの勉強の延長で点数がとれた試験』ではありません!中学3年生まで部活や習い事に打ち込み、まともな勉強をしてこなかった人間が、半年間で進学校に合格できるような試験ではないということに注意しておきましょう。

ただの詰め込み式の勉強で対応できる定期テストとは全く違います。理解力、応用力等の真の学力と集中力、忍耐力等の精神力を兼ね備えた者だけが受験を制することが出来ます。

そのためには、最低でも1年かかると考えております。つまり、どんなに遅くとも中学2年生の3月には、それらを意識した勉強を開始しなければならない間に合わないという計算になります。

以前のブログでも言いましたが、受験にフライングはありません!

進学校を目指す生徒さんと保護者様が、今日の私のブログを見て、早期から対策を打つことの必要性を感じていただければ、幸いです。