中学生の定期テストは暗記方法がカギ

中学生も高校生も定期テストで高得点を取るためには一定量を正確に暗記することが重要です。

しかし、この暗記。

中学生では特に暗記が苦手だという声が良く聞かれます。

定期テスト前にテスト範囲の重要事項を見て、

「こんなに覚えられない」

と、やる気がダウンしてしまう中学生も多いのではないでしょうか?

 

そこで今日は、定期テストにおける暗記方法について、いくつかポイントを紹介したいと思います。

タイトルは中学生となっていますが、高校生の方も暗記方法が確立していないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

暗記事項のピックアップから始めよう!

定期テストでも受験勉強でも、暗記をする場合には、暗記すべき項目をピックアップすることが大切です。

中学生の中には、教科書の太字や学校の先生が黒板に色付きのチョークで書いた用語のすべてを、暗記カードやノートにまとめている人がいますね。

 

でも、本当にそれは全部、覚えなければいけないことでしょうか?

 

 

覚えなければいけないこと=覚えられていないもの

暗記すべき項目というのは、今現在、あなたが覚えられていないものです。

もし、教科書の重要語句や先生が書いたことがテスト前に何も頭に入っていない状況なら、毎日の勉強法や授業の受け方を見直す必要があります。

 

定期テストの勉強や受験勉強というのは、時間との勝負です。

 

受験生に与えられた時間は限りがあり、その時間をどれだけ有効に使えるかが勝負の分かれ道。

できるだけ短時間に多くの知識を暗記することが大切なのです。

そんな時に、覚えていることまでカードにしたりノートにまとめていては、時間がもったいない‼

 

 

具体的な暗記の手順

暗記の手順は以下の通りです。

 

問題集を解く

間違ったものを確認

間違ったもの・不安なものだけ暗記する

 

この暗記のときに初めて、暗記カードを使ったり、赤シートをかぶせると消えるノートを作成すればいいのです。

 

また、時間を節約したい場合はこうです。

 

問題集を解く

間違ったものを確認

間違ったものだけ問題を解く

さらに間違えた・不安なものだけ暗記する

 

こうすれば、かなり暗記しなければならない用語や項目は減っていきます。

暗記項目が減れば、暗記に向かう気持ちも軽くなります。

また勉強時間も密度の濃いものになっていきます。

 

 

ノートや暗記カードの作成=勉強ではない 

ノートをや暗記カードの作成は、勉強ではなく作業です

作業を通じて暗記をしたり理解を深めることは、もちろん可能です。

しかし、より効率的に、スピーディーに多くの量を処理しようと考えたときは、作業の時間を圧縮して点数を取るための純粋な勉強(暗記や演習)の時間を確保することが大切です。

勉強時間は限りあるものだ、ということを常に意識して勉強に取り組みましょう‼

※そもそも、勉強時間はできるだけ短い方が、皆さん嬉しいでしょうしね(笑)

 

 

具体的な暗記方法 

ある程度、暗記すべき項目をしぼったら、あとは頭に入れていくことです。

暗記方法については多くの方法があります。

 

・声に出す

・繰り返し書く

・体を動かしながら覚える

・じっと見て覚える

・語呂合わせで覚える

などなど…

 

この中で、どれが一番良い方法かと言うことはできません。

語呂合わせが好きな人も居れば嫌いな人もいますし、声に出さずにじっと見ることで集中できる人もいれば、じっと見ているだけでは飽きてしまって効率が悪くなる人もいます。

 

もし自分にあった暗記方法がわからないという場合は、複数の暗記方法を組み合わせることをおススメします。

特に飽きっぽいという人は、コロコロとやり方を変えても良いと思います。

暗記方法を試行錯誤しているうちに暗記できてしまう場合も多々ありますし、試行錯誤を通して自分に最適な暗記方法がわかるようになります。

 

 

忘れてしまうことでイライラしないで‼ 

暗記科目を勉強している時は特に、

「せっかく覚えたのに、また忘れてしまった」

とイライラしてしまいがちです。

 

でも、覚えて、忘れて、また覚える…

 

これが暗記というものです。

忘れることと覚えることを繰り返すうちに、だんだんと忘れるまでの時間(覚えていられる日数)が長くなっていきます。

そして、忘れなくなります。

 

長い時間をかけて記憶した知識ほど忘れにくく、一夜漬けのように短期で覚えたものはあっという間に忘れてしまいます。

覚えるのが苦手という人は、

「覚えるまでに時間がかかったから、忘れにくいぞ!」

と、自分を励ましながら地道に取り組んでみてください。

 

粘り強く暗記した知識は定期テストの後も頭に残り、きっと受験であなたを助けてくれますよ!

 

 

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中学生の定期テスト勉強法

中学生の皆さんは定期テストが近づいてきましたね。

中学生の多くは、まだ自分なりの勉強法が確立していません。

そのため、定期テストの勉強法とはどんなものなのか、どのように勉強すれば定期テストで高得点が取れるようになるのかと、悩んでいる中学生も少なくないと思います。

そして、定期テストの勉強法に悩んでいるうちに、テストの日が来てしまうケースもあるのではないでしょうか。

 

そこで今日は、定期テストの勉強法に悩む中学生の皆さんへ、定期テストの勉強法のポイントや勉強方法のアドバイスをしたいと思います。

 

 

定期テストの勉強法で一番重要なこと。

それは取り組むべきことの順番を間違えないことです。

勉強の順番を間違えなければ、高得点へ向かって迷うことなく一直線に進んでいけます。

 

高得点を取りたければ、

絶対に勉強の手順を間違わないようにしましょう‼

では、具体的にその優先順位について話して行きます。

 

①提出物を仕上げること

 

定期テストの勉強で一番最初に行うのは

学校のワークや問題集・プリント・ノート…このような提出物を仕上げることです。

その理由は2つ

 

・試験範囲の大まかな内容を捉える

・定期テストの得点に直結しない作業を終わらせる

 

提出物が学校のワークや問題集の場合、最初に取り組むことで、試験範囲の重要事項を把握することができます。

またノート提出が課題の場合も、同じ効果が得られます。

最初に提出物をこなすことで、今回の定期テスト範囲で覚えなければいけない内容の把握や、自分はどの程度覚えているかなどを確認することができるのです。

 

さらに、中学校の先生の中には定期テストにはあまり出題されないような内容の課題や作業を求める方もいます。

中学生の皆さんは、このような課題は定期テスト前にやりたくないですよね。

でも、提出物は内申点に関わります。

定期テストが近づいてからこのような課題に取り組んでいては、最後の追い込みができなくなり、効率が悪いです。

そのため、嫌だと感じる課題から片付けていくことが大切です。

 

②問題集を解こう‼

 

えっ!?もう問題集??

 

と思った中学生もいるかも知れませんね。

でも、私は最初に問題集を解くことをおススメします。

 

中学生の中でも、特に几帳面でまじめな生徒さんに多いのは、ノートまとめからスタートすること。

しかも、このノートがとっても美しい‼

時間がかかっただろうな…と感服するほどです。

でも、そのようなノートを作れる生徒さんの多くは、いきなり問題集を解いても最低でも6割近く正解する能力を持っています。

それなのに、ノートまとめから始めるのは、時間がもったいない…

そうは思いませんか?

 

問題集を解く→間違えを見つける→間違えたところだけをまとめる

 

この順番の方が、まとめるノートの分量は少なくて済みます。

まとめの時間が節約できる分、暗記や理解・演習に時間をさくことができるようになります。

 

まだ全然覚えていないから…

などと、不安にならずに、思い切って問題集を解くことから始めてみましょう。

 

③理解と演習

 

中学生の中で最も多いのは、②の問題集を解くという勉強だけでテストに突入してしまうパターンです。

そればかりか、テスト範囲の問題集を解き終わっていない中学生も少なくありません。

まず、問題集が解き終わらないという人は、定期テスト勉強を始める時期を早くしてください。

また、ノートまとめからスタートしているために解き終わらないという人は、前述したようにノートを作る前に問題集に取り組んで下さい。

 

さて、本題の理解と演習についてです。

 

実は、問題集を解くというのはできる(覚えている)ことと、できない(覚えていない)ことの仕分けをしたに過ぎないのです。

 

できないことや覚えていないことを、できるようにしたり覚えたりするのが勉強であり、点数アップするために必要なことなんです。

いつも似たような点数で、勉強しているのに点数が上がらない…という人は、

この理解と演習(できるようになるためのトレーニング)の時間が足りていなかったり、不十分だったりするのです。

 

理解が出来ないものについては、人に聞くというのが最も手っ取り早い方法です。

当塾では、塾生がいつでも質問できる環境づくりを行っています。

塾に行っていないという方は学校の先生に、塾に行っているという人は塾の先生に必ず質問して、理解を進めるようにしましょう。

 

また、演習(できるようになるためのトレーニング)については、一人一人躓いているポイントが違うため、文章にするのが実は難しいのです。

当塾の塾生には生徒に講師が細かく質問したり、解いている過程を講師が見て、躓いているポイントのあぶり出しと解消する方法をアドバイスしています。

 

自宅で一人で勉強しているなら、この理解と演習は自分に対してしつこく確認することが大切です。

問題集の答えを見て、どこまでは理解できていて、どこからわからないのか。

具体的に一つずつ手順や事柄を追っていくと、自分がわからなくなってしまったポイントが見つかるはずですから、その疑問を取り除けるように対策してみてください。

 

④問題集をもう一度解こう

 

あくまで余裕がある場合ですが、もう一度問題集を解き、覚えていることを確認できれば完璧です‼

教科書や学校のワークなどを見て、不安な点はないか確認したら、自信を持ってテストに挑みましょう。

 

 

今日ご紹介したのは、あくまでもオーソドックスな定期テスト勉強法です。

参考にはなったでしょうか?

定期テストで高得点が取れるように、頑張ってみてくださいね‼

 

 

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