合格第一号は、獨協大学法学部

こんにちは。遂に12月も後半に差し掛かりましたね。

アンフィニの冬期講習も最終締め切り日が12月20日なので、あと4日となりました。本科生達には今日・明日中にスケジュール表を配布する予定です。 

さて、先ず今日皆さんにご報告するのは、『大学受験合格第1号』というお知らせです。高校の指定校推薦での合格を目指していた生徒が、獨協大学法学部に計画通り指定校推薦で合格してくれました。

北海道の方には馴染みがないかもしれませんが、獨協大学は全国的にも名がある大学です。 

この生徒は、中学3年生の終わりから指導してきた生徒なのですが、この生徒の合格の勝因は、自分の実力を的確に判断し、危機感を持ちながら早期から準備できたことです。中学・高校共に野球部に所属し、ほぼ休みなく毎日部活をこなしながら3年間定期テストで結果を出し続けて来ました。中学時から『ある程度レベルの高い私立大学に進学したい』と考えており、北海学園、北星学園大よりも上のレベルの大学(つまり道外の名の知れた大学)に進学したいと考えていました。しかし、自分の学力と3年間体育会系の部活をやることを考慮すると、一般受験は厳しいと考え、高校入学前から高校の指定校推薦での合格を目指していました。つまり、この計画は、高校選びの段階から始まっていたのです。

ここで、先ず言っておきたいことは、別に指定校推薦やAO入試を勧めている訳ではありません!当塾自体、一般受験対象の塾ですし、私自身一般入試で合格するのがベストだと考えております。 

ただ、この生徒の長所を挙げると、

①自分の実力を的確に判断し、決して自分の力を過信しない。

②私が言ったことを素直に受け入れ100%実行する。

③早期から危機感を持ち、ハードな状況下でも目標達成のための努力が出来る。

の3点です。この3点は、是非皆さんにも強く意識して欲しい点です。 

私共は、講義をするだけでなく、学習方法等も含め受験に関する様々なアドバイスを生徒達にしています。受験(特に大学受験)に対する甘い認識を払拭して、自分の志望校や受験科目を決定し、早期から目標に向けて努力する習慣を身につけさせたいと考えております。

以前のブログでもお話しましたが、受験にフライングはないので、準備が早ければ早いほどそれだけ有利に働きます。

例えば、中学生(高校受験)を例にしてお話します。中学1年生から定期テストで高得点を並べたいと思うなら、入学前(小学6年生からで十分)から準備すべきでしょう。そして、定期テストで当たり前のように高得点をとれる状況がつくれたなら、もう高校受験のことを意識してよいでしょう。定期テストと受験は違います!難易度や出題範囲、形式など全く次元が違います。定期テストで確実に結果を残せるようになったら、次は、模試(道コン)で高得点を狙いましょう。

定期テスト=内申点、模試(道コン)=学力点だと考えてください。

定期テストでも道コンでも高成績をあげることができてはじめて、進学校合格を目指す資格があるのです。両方欠落している場合は問題外ですが、どちらかが欠落(学力点が足りないことが多い)していても駄目なんです。

上述したことは、高校生(大学受験)ではもっと顕著です。大学受験では、学区なんてものは存在しません。つまり全国の高校生と争わなくてはなりません。ましてや、北海道は47都道府県の中で学力も危機意識も教育熱も…どれをとっても最低レベルに位置するのですから。

今日のブログを見てドキッとして皆さんは、今すぐ受験に対する甘い認識を払拭して、自分の志望校(や受験科目)を決定し、早期から目標に向けて努力していきましょう!

 

P.S.今日紹介した生徒は、『自分は推薦で合格したから、入学後周りについていけるか不安』と言い、合格が決まった後も英語力を鍛えるために日々努力し続けています。