心温まる?冬休みあったか学習計画

こんにちは。

いよいよ冬期講習が近づき、我がアンフィニ生達も大分モチベーションが上がってきたようです。

さて、今日のテーマ『冬休みあったか学習計画』って何だと思われるでしょう。私がついさっき命名した冬休み中の学習計画名です(笑)。 

最近のブログでも何度もお伝えしてきましたが、学生にとって冬休みのようなまとまった休みは非常に貴重です。特に受験生にとっては言うまでもありません。

貴重な理由は以下の通りです。

①学校が休みなので授業が先に進まず、学校の単元テストや宿題等の雑務から解放される。

②自分が自由に使える時間(3週間以上)がたっぷりある。

「何だ。当たり前じゃないか」とお思いになられた皆さん!少々お待ち下さい。本題はここからです。

結局、冬休みは、学生全員にとってありがたい長いお休みのはずです。

 

ここから少し怖い話をしますので、心臓が弱い方は心してお読み下さい(笑)。

上記の通り、冬休みは誰にとっても平等でありがたい期間である反面、100%自分の自由裁量で過ごせる期間です。この自由裁量というのがポイントです。

この長期休暇をどのように過ごしたかで後々どえらい差が生じます。『やったー。休みだ。自分の趣味や遊びに興じて冬休みをエンジョイしよう』という人間と、『この教科のこの単元が苦手だな。計画を立てて苦手を克服しよう』『次の定期テストが勝負だ。内申ランクを上げるためにも今から準備しておこう』と考えて実践する人間とでは、冬休み後の結果は一目瞭然ですよね。

長期休暇を有意義に過ごしたか否かで、想像を絶する程違いが出るということは珍しいことではありません。これは、中学生・高校生共に言えることですが、少しくらいの学力差・能力差であれば簡単に逆転してしまいます。自由裁量で使える期間が長ければ長いほど、差は顕著に現れます。怖いですよね~。それが分かっているからこそ、私共は塾生達に冬休み前から『できるだけ良いかたちで冬休みに突入しよう』を合言葉にし、休み初日から高いモチベーションを持って頑張れるように苦心しています。

ただ、逆に冬休みを有意義に過ごせたことを想像してください。自分の苦手を克服し、得意科目には磨きをかけ、入念な準備が出来ます。それだけではありません!長い休みを頑張り続けたという、経験と自信が生まれます。もしかすると、この経験と自信の方が大きいかもしれません。

このように長期休暇は諸刃の剣なのです。使い方によっては、これ以上のない武器になります。

どうですか?今の自分よりはるかに成長した自分を想像してワクワクしてきませんか?

この冬休み、騙されたと思って、是非頑張ってみてください!

何も1日中勉強漬けになる必要はありません。漠然とでもいいので、先ず冬休み中に達成したいことを計画し、それから自分が1日に無理なくできる分量を決め、毎日実行すればそれでいいのです。

本来、勉強というのは時間ではなくです。つまり、『1日何時間勉強する』ではなく、『1日にこれだけのことはしよう』です。ただ、学習習慣が身についていない人や意志が弱い人は、先ず『1日何時間勉強する』と決めておくのも良いでしょう。そして、『余裕が出てきたな』と感じたら時間数を増やしてみましょう。学習習慣が身につけば、自然と『時間から質』に変わってくるはずです。

そして、自分が計画した内容を遂行できれば、充実した日々を過ごすことができるでしょう。やることだけしっかり行った後は自由です。1日の中ですべきことはやったのだから、堂々と自分のやりたいことをやればいいんです。

すべきことをした後の残りの時間は後ろめたさを感じず謳歌する。外は寒いが、充実した毎日を送ることで精神的には満たされ、心はあったかい、これこそが、『冬休みあったか学習計画』です。 

私共は、指導科目については講義で行った復習を完璧にやるだけで対応できるようにしていますし、指導科目以外でもどのタイミングでどういう勉強をすべきかのアドバイスも塾生にしています。塾生にとっては、『あとは自分が頑張るだけ』で良いので、諸刃の剣を生かすも殺すも本人次第です。

 

塾生は勿論、皆様が、有意義な冬休みを過ごせることを期待しております!