中学生の定期テスト対策!(数学編)

私立高校入試まで1ヶ月をきり、中学3年生はいよいよ受験が近づいてきました。

センター試験や私立大学一般入試、国立大学二次試験と、受験シーズンまっただ中ではありますが、中学1、2年生も一生懸命勉強中です。

潮見台中学校の学年末試験までは3週間

向陽中学校・菁園中学校の学年末試験までは1ヶ月余り。

そろそろ気持ちを引き締めて準備を開始する時期になっています。

 

やっぱり図形は嫌いですか?

中学生の定期テスト対策

中学1年生の数学も、2年生の数学も、次の試験の範囲は図形の単元です。

毎年のことなんですが、図形の単元を嫌がる生徒は少なくありません。

しかし、図形の単元は高校入試でも配点が高いため、苦手にしておくのは危険‼

そのため、いつもより数学に講義時間を多めにさいて、定期テスト対策を進めています。

 

 

2年生は、何といっても図形の証明!

2年生の図形は、三角形や四角形(平行四辺形)の証明問題です。

確かに、数学は計算分野も関数分野も、式を立てて計算をするという解き方。

証明のように、合同条件を覚えたり、仮定から結論を導いたりという単元は

中学校の数学の中では異色の存在です。

突然、そんなものが登場するので、中学生はやっぱり驚きますよね。

そして驚くと同時に、

「証明が書けない」「証明が嫌い」

という中2が続出します。

 

慣れればそんなに難しくないんですよ?

 

でも、保護者の方の中にも

「証明に苦労した」

という方はいらっしゃるかもしれませんね。

他人ごとのように話していますが、私も最初は苦労したような記憶があります。

 

今、当塾にいる生徒も、最初はすご~くこの単元を嫌っていました。

どれくらい嫌っていたかと言うと、春に数学のワークを渡した時からです(笑)

「これ、書くんですか?無理じゃないですか?」と、いきなり言われました。

ただ11月、12月とじっくり対策を進め、だんだんと慣れてきたようで、嫌悪感はもうなさそう。

最近ではゴール(完全攻略)が見えてきたからか、とても意欲的に取り組んでいます。

ここまでくれば、あともう一息です。

 

1月に入塾した中学2年生は、まだこれから。

今日の講義でも「先生助けて~」とSOSが。

テストが迫ってきているので、のんびりとはしていられません。

1ヶ月で、なんとか定期テストのレベルの問題を解けるところまで持っていこう!

 

1年生はなぜか作図に悪戦苦闘?

さて、2年生と比べて1年生の図形の単元はそれほど難しくありません。

表面積や体積は、小学校で少し学習していますし

「ちょっと難しくなったかな?」

という程度だと思います。

もちろん、体積や表面積も複雑な形になると苦労しますが、

私が教えてきた生徒達は、意外にも図形の計量はスルッと理解しています。

 

ただ、ここ何年かの生徒を見ていると、なぜかコンパスや定規を使った作図に悪戦苦闘しています。

小学校であまり練習していないのでしょうか?

コンパスの使い方が非常に不器用だったり、定規を使っているのに曲がったり…

高校入試では必ず2~3点分の配点がありますから

あまり軽視せずにコツコツ練習したいところです。

 

定期テストはバランス感覚も大切

今回の定期テストは、1年生も2年生も数学に対策時間を持っていかれる可能性が高い範囲になるでしょう。

ただ、数学だけ勉強していても、他の科目がボロボロだったら意味がありません。

定期テスト対策は、各科目バランスよく、まんべんなく勉強することが重要!

もちろん、高得点をとるのに長い対策時間が必要な科目と、短くてすむ科目はあります。

しかし、今回のように生徒の意識が数学に集中しそうな場合は、特に注意して科目間の勉強時間がアンバランスにならないように指示を出しています。

 

さて、定期テストまであと1ヶ月…

最善を尽くして、全員で自己ベストを更新しよう!

 

小樽市の中学生対象。個別指導塾アンフィニ