小樽市内の中学校、高校ではインフルエンザが大流行!
先週は菁園中学校で学級閉鎖になり、小樽潮陵高校でもインフルエンザでの欠席者が多数。
塾の講義でも欠席者が相次ぎました。
今週は少し流行もおさまってくれると良いのですが…
さて、そんな中でも、定期テストは待ってくれません‼
小樽市内の中学校では2月の第3週~4週にかけて定期テスト(学年末試験)が実施されるため、講義では対策を進めています。
暗記する?理解する?
前々回のブログでは数学について書きましたが、今日は理科。前々回のブログ≫
特に中学2年生の理科についてです。
小樽市の中学2年生は、次の定期テストで電流の単元が範囲になる中学がほとんど。
電流の単元は、化学変化と原子分子の単元と同じくらい、難しいと感じる子が多い単元です。
中学2年生にとって化学変化と原子分子の単元は、計算や化学反応式が難関ですが、電流の単元はオームの法則や熱量・電力量の計算がテスト攻略のポイントになります。
そこで今日は、定期テスト対策での時間の使い方や問題への向き合い方について、ちょっとアドバイスさせていただきますね。
『1kWh=3600000J』をどう覚えますか?
さて、例えばこの式。
『1kWh=3600000J』
あなたはこれを丸暗記しますか?
それとも、どうしてこうなるのかを理解して、計算から求められるようにしますか?
私は、理解したうえで覚えるのが理想だと思っています。
なぜなら、一つひとつの公式や解法を理解して知識を増やしていくのは、勉強において非常に重要で、思考力や応用力、活用力を身につけるためには必須だからです。
しかし、定期テストのための勉強は理想通りにはいきません。
テストの日は決まっていて、当日までに目標点に到達できるような準備を進めなくてはいけないからです。
「理解しながら覚える」ということを全ての問題でやっていたら間に合わない!
という人もいるでしょう。
そんな時は、得点を伸ばしやすいものから順につぶしていくのがベスト。
同じ問題で足踏みしているうちにやる気がなくなってしまうようなら、「これは暗記しよう!」と割り切って先に進む潔さも必要です。
優先順位をつけて効率的に勉強しよう
先程例にあげた、『1kWh=3600000J』に関しても、理屈を理解しておけば他の問題にも利用できますから、理解するという作業は大切。
これは言うまでもありません。
でも、理解にすごく時間がかかったり、手が止まって勉強のやる気がなくなったりするくらいなら、『1kWhは36に0が5個』と丸暗記してしまうのも方法の一つ。
もし、「1kWhは何Jですか?」という問題が出たら
理解した人も丸暗記だった人も同じ得点なのです。
同じ得点などと書くと、ちょっと極端に聞こえるかもしれませんね。
ただ、勉強しなければいけない科目は理科だけではありませんし、理科の中でも身につけなければいけない知識はこれだけではないのですから、自分の得点できそうな部分から勉強していくのが最善の方法です。
大切なのは、目標点に到達するためにどの順番で学習していくのが効率的なのかということを考えて学習計画を立て、確実に実行していくことです。
限られた時間をどう使うのか
定期テストにしても受験にしても、時間は全ての人に平等に与えられる限られたもの。
その時間をどう使うのかが、勝敗を分けるといっても過言ではありません。
優先順位を明確にして、バランスよく勉強を進めましょう。
さて、今日書いたことは私自身、いつも心においています。
皆さんの家庭学習の時間が無限には無いように、
講義の時間も無限ではありません。
定期テスト対策で使える時間は限られています。
生徒一人一人に対して、何を教え、どの問題を解かせるのか。
この判断が、テスト直前期には求められます。
『生徒全員が自己ベスト更新‼』
これが私の毎回の目標です。
潮見台中の生徒は後10日、他の中学は2週間…
目標達成のために、1分も無駄にできない講義が続きます。
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